これで納得!乾燥肌を治す方法の嘘・本当

秋冬になるとひどくなる乾燥肌。

思ったようにメイクもできないし外出も億劫になる。

そんな頑固な乾燥肌。治す方法は本当になるのか?いろいろ試してきて疑問に思いませんか?

実は、確実に乾燥肌を治す方法は医者でも分かりません。そんな薬もないんです

ただ、やって損はないという方法があるのみです。

ウソ!?保湿方法の大半はあまり意味がない

だったら、世の中に保湿方法があふれているのはなぜ?

保湿方法というと山ほどありますよね。でもそれで乾燥肌が治ったというのは人それぞれ。それで良くなった人もいますが、大半は変化がない、むしろ悪化した人のほうが多いはず。

なぜなら、世の中の大半の保湿方法というのは、乾燥肌を治すのではなく、意味がないか、むしろ酷くするものが多いからです

保湿ケアが乾燥肌を治りにくくしている矛盾あり

保湿すれば乾燥肌にとっていいことじゃないの?

保湿・・・と一口に言いますが、実は保湿しなくても乾燥肌が治るケースはたくさんあります。

むしろ、保湿ケアが乾燥肌の治りを遅くしていることがあります。

どういうことかというと、普段の行為が乾燥肌にしているだけの人が多く、さらに、試している保湿ケア方法が邪魔になっている。つまり、原因を取り除いて保湿をやめれば乾燥肌が治るということです。

女性より男性に乾燥肌が少ない理由

普段の行為?洗顔とか?洗顔を変えても乾燥は治らなかったよ?

正解です。女性の大半は洗顔とクレンジングで乾燥肌になっています。これはスキンケアに関心がありすぎるのと、メイクをするため仕方がありません。圧倒的に女性のほうが乾燥肌に悩んでいるのは、何も肌質のせいだけじゃありません。

ではなぜ、洗顔やクレンジングで乾燥肌になるのか?

この仕組み・原因を理解できれば、乾燥肌を治すためにやるべきこと、やらないでいいことがはっきり分かります。あとは体質的な問題がなければ、乾燥状態は良くなって当然です。

洗顔は瞬間に乾燥肌にする悪魔のスキンケア?

洗顔をしすぎたら皮脂が取れすぎて乾燥するんでしょ?

これは間違いなんです。

確かに皮脂も取れすぎて良くないのですが、それではなくて、セラミドを中心とする細胞間脂質が減少するのが乾燥肌になる主原因です。

肌が乾燥する・・・という状態は、=セラミドが不足する、と考えてもらってO.K.です。

セラミドは多くの水分を挟んで、湿度0%の世界でもその水分を話さない強い保水力があるスーパー保湿成分です。

肌は上から順に、表皮、真皮層、皮下組織という3段階で構成。一番上の表皮は、さらに角質層から始まる数層で構成されています。

この表皮の一番上。つまり、私達が指や手で普段触っている部分。ここが角層、角質層と呼ばれている部分で、ここにセラミドなどの細胞間脂質が詰まっています。

セラミドは脂質性があるので、洗顔剤の界面活性剤や油分で溶けてしまいます。だから洗浄力の強い洗顔剤を使ったり、長時間クレンジングするとどんどんセラミドが減少。乾燥肌になってしまうわけです。

男性は女性より圧倒的に乾燥肌が少ないのは、洗顔もクレンジングも回数や時間が少ないからというわけです。

洗顔もメイクもほとんどしないのになぜ乾燥肌になる?

でも、ほとんどメイクしない人も乾燥肌になっている人いるよ。おかしくない?

普段ノーメイクだったり、マイルドな洗顔をこころがけている人でも乾燥肌になります。

この場合、セラミドが減ってしまう行為ではなく、セラミドが増えるのを邪魔していることが目立ちます。

洗顔やクレンジングでセラミドが減少しても、一晩たてば元の量に戻ります。だから洗顔やクレンジングが悪というわけではありません。減ったセラミドは戻るので。

しかし、肌が減った分のセラミドを戻そうとするのを、あなた自身が邪魔していたらどうでしょうか?いずれセラミド量は足らなくなり、乾燥肌になってしまうのは当然です。

美肌を作るとされる行為と逆は全てセラミド不足になる

セラミドが増えるのを邪魔する行為?なんのことだ・・・

セラミドは主に、夜の肌がターンオーバーするときに増えます。つまり、肌細胞が新しく生まれるときにセラミドも増えます。

人は主に夜の睡眠中に細胞を多く作り変えます。肌細胞も毎日入れ替わっています。

寝不足になると肌が荒れたりガサガサになりますよね?あれって、睡眠不足がターンオーバーを邪魔しているからです。またストレスが多い職業の人も乾燥肌になりやすいでしょう。これも一緒。ストレスがターンオーバーを邪魔するんです。

また栄養状態も関係します。乱れた食生活はホルモンバランスを崩すので、ターンオーバーを邪魔してしまいます。

つまり、肌を綺麗にすると言われていること。睡眠、リラックス、栄養。この3つは、結局セラミドをどれだけ増やせるか?ということだったのです。

美肌生活なんて無理!そもそもあなたは手遅れ!?

じゃあ、洗顔とクレンジングに気をつけて、なおかつ長時間寝て、リラックスして、バランスの取れた食事を・・・って無理でしょ?これ!

そうなんです。

理屈ではおっしゃるとおり。これらができていれば、乾燥肌は治りますし、そもそも乾燥肌になることがありません。

しかし、そんなことが完璧にできる人なんてそうそういません。そてに、一度乾燥肌になると、これだけでは治らなくなります。大半の人はもうその状態なんです。

保湿ケアの本当の役割は肌水分を逃さないことだった

うぇ~・・・まだ何かする必要があるの?

あります。ここで保湿ケアがでてきます。

なんだ。やっぱり保湿ケアは必要じゃないか?と思われそうですが、これは乾燥肌の程度次第です。

なぜかというと、夜の睡眠中にセラミドが十分増えるには、ぐっすり十分な時間寝る以外に、肌の水分量が一定でないといけない条件があるからです。

乾燥肌の人はセラミド不足。なので肌は必死にセラミドを増やしたいわけです。

しかし、セラミドが増える条件には、肌水分量が一定に保たれないとあまり増えないのです。

ところが、乾燥肌の人はセラミドが足りず、水分を肌に貯めることができず、肌の奥から染み出してくる水分を受け止められません。肌は保湿しようと水分を出しているのに、そのままスルーして肌から蒸発していってしまいます。

なので寝ている間に肌水分量が減少。この状態ではターンオーバーが邪魔されるため、セラミドが増えず、朝起きてもセラミドが元の量に戻らない。

次の日も、1週間後も、1か月後も、1年後も同じです。

なぜなら、肌水分量が一定ではないからです。

だから、保湿ケアをして、肌水分量を一定に保つ。これによってターンオーバーを促進させ、セラミドを増やすというのが保湿ケアの役割なんです。

保湿化粧品で潤う肌は幻。乾燥肌はそれでは治らない

だったらどんどん保湿すればいいじゃない。でも保湿ケアをいくらしても治らないよ?

ここがミソです。

例えば保湿ケアと言って何があるかというと、

  • 保湿化粧品
  • パック
  • 加湿器

などがありますが、ほぼ大半の人が保湿化粧品を使っていると思います。

世の中の保湿化粧品は、使うと確かに肌が潤います。保湿効果があって乾燥肌が治りそうですよね。

でも思い出してみてください。

昔、全く乾燥肌ではなかったときの自分の肌を。

保湿化粧品で潤っている~と満足しているときの肌状態。昔の問題なかった肌ってそんな状態でしたか?違いますよね。

つまり、保湿化粧品で得られる潤いが続くかどうかで保湿化粧品を選んでいる人が多いのですが、それは全く無意味。感じている潤い感は別に必要ないんです。

潤い感をいくら作ってもセラミドは増えません。保湿化粧品をいくら試しても乾燥肌が治らない理由の一つはこれです。

保湿化粧品の隠れたデメリット。使えば使うほど乾燥するって本当?

でもさ、保湿化粧品を使ったら水分蒸発が防げるんじゃないの?

そうです。保湿化粧品には水分蒸発を防ぐ作用があります。

保湿成分にはいくつか主流があります。

  • ワセリン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸系(リピジュアやサクラン)
  • コラーゲン系(エラスチンなど)
  • 植物エキス系

このどれも水分蒸発を防ぐ作用があります。

ただ、ワセリン単体以外は、主に保湿化粧品として使われていて、界面活性剤(乳化剤)が使われているのが一般的。

この界面活性剤は、保湿成分を多く含むのと、角質層に浸透させるのに必要なのですが、同時に角質細胞同士の隙間を広げてしまうため、水分が蒸発しやすい状態を作ってしまうデメリットがあります。

なので、それでも保湿成分の作用が上回って、保湿化粧品を使用しないより遥かに水分蒸発を抑えられているなら意味があります。

しかし、保湿成分の水分蒸発抑制作用が劣る場合、むしろ保湿化粧品を使用したほうが肌水分が蒸発しやすくなるという矛盾が起きてしまうのです。

そのため、使った直後や長く潤いを感じる保湿化粧品ばかり求めていると、本当は乾燥肌が治るどころか悪化しているのに、潤いのせいで気づかず、どんどん治りにくくなっていく人が多いのです。

ワセリンが最強説は本当?だったらなんでみんな治らないの?

だったらワセリンだけで良くない?

ワセリンは無害で安全。水分蒸発を抑える効果も抜群。ただ、ワセリンで乾燥肌が治ったという人は意外に少ないんです。

ワセリンは何も特殊な機能はなく、あのかなり粘度の高い物質が肌に物理的な膜を作り上げることで、強制的に肌水分の逃げ場を潰してしまう効果があります。

なのでターンオーバーが邪魔されることなくセラミドが増えることになります。

しかし、ターンオーバーが邪魔される理由は他にもありましたよね?睡眠不足、ストレス、栄養の偏り。

あとは年齢もあります。歳を取ればとるほどセラミドを作る力は衰えていきます。

なので、ワセリンで水分蒸発を抑えたとしても、他の条件が残っていると十分にセラミドが増えず、乾燥肌が治らないというケースが多いのです。

また、翌日朝に洗顔をしてもぬるつきが残るほど強力に肌に付着するため、メイクをする女性はもちろん、メイクをしない男性でも不快感が強くて続けにくいという理由もあります。

ヒアルロン酸は使いやすくなったワセリンと思えばO.K.

じゃあヒアルロン酸とかは?

ヒアルロン酸、コラーゲンの効果は、これらが大量の水分を含むことで、ワセリンとは違う水分の皮膜を作ることにより、肌水分の蒸発を防ぐものです。

ワセリンと違い、水分を抱えて水分蒸発を抑えるため、時間経過で効果は薄れていきます。ただ、ワセリンのようなベタつきが残らないメリットがあり使いやすいです。

化粧品の説明に低分子ヒアルロン酸、低分子コラーゲンという記載があるかと思いますが、あれは角質層に浸透するサイズまで小さくしたものです。

たくさんの水分を抱えたまま角質層の奥まで浸透するため、肌水分量を大きくあげることができます。ただ、角質層で安定してとどまる構造ではないため、ずっとその作用が続くわけではありません。

また、コラーゲンに関してはタンパク質であるため、タンパク質アレルギーの人は肌トラブルを起こす可能性もあります。

ちなみにリピジュアはヒアルロン酸の2倍。サクランは5倍の保水力があり、よりたくさんの水分を維持できるため水分蒸発抑制作用が長く続くとされています。

植物エキスにはこのような皮膜性能はなく、水分を肌に与えるというのが主な目的です。

そもそもセラミドを肌につければ乾燥肌を治す方法にならないの?

というか忘れてた。セラミド不足が乾燥肌原因なら、最初からセラミドを肌につければいいじゃない。

そういうことになります。

ただ、セラミドは他の保湿成分と違い、角質層の中に浸透して保湿します。そのため、派手な潤い感がありません。

なので、潤い感を求めるユーザーが多い保湿化粧品の業界では、アピールが難しいため一部のメーカーしか使っていません。

しかし、乾燥肌について真剣に考えている、敏感肌など肌の弱さについて研究している、より自然で肌に負担がないナチュラルな本物志向の化粧品作りをしている・・・といったようなメーカー・ブランドの多くは、このセラミドを主成分としていることが目立ちます。

セラミドはかなり人のセラミドに近い状態で、保湿化粧品によって簡単に増やせるため、ターンオーバーを邪魔する原因があっても、足りないセラミドの代わりをすぐに果たしてくれるメリットがあります。

そのため、長く使えば、ワセリンやヒアルロン酸といった保湿成分より、乾燥状態が緩和される可能性が高くなります。

セラミド保湿化粧品は薬ではない・・・だからこそ

じゃあセラミド保湿化粧品で乾燥肌は治るんじゃないの?簡単じゃない。

残念ながらそうとは言い切れません。

セラミド保湿化粧品は確かに有用な保湿ケアとなりますが、だからといって薬のように確実に乾燥肌が治るわけではありません。

治すというと、あくまで乾燥肌の原因を消してくれないといけません。それでないと治すという表現が適切な薬とはなりません。

セラミドが不足するのは洗顔や寝不足など外部的な要因が大きいのですが、最終的には、毎日いかに自分の肌で作れるかどうかです。

これは人それぞの持って生まれた体質もあります。だからアトピー症状が治らない人も多いのです。アトピーは乾燥肌の悪化した状態ですからね。

それに避けられないのが年齢。20歳を過ぎるとセラミドを作る力は下降線に入ります。これを止める、引き上げるような効果は保湿化粧品にありません。そして薬でも存在しません。

なので、セラミドを肌に補うことで、確かに乾燥している感じを潤いで遠ざけることができますが、それが乾燥肌が治すというわけではないことにご注意を。

普段からのスキンケア方法が主な原因となっている人が多いので、その点もちゃんと考えて、肌にセラミドを増やしていく、肌を元気にしていくことを意識していきましょう。きっと今より満足できる肌になっていくはずです。

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